優雅さと懐かしさを感じさせる、クラシカルなフォルムの存在感。「ドマーニ（DOMANI）」は創業以来、西洋様式の家具を国内生産することにこだわり続けています。生活スタイルが多様化し、毎年のように流行も移り変わる現代のインテリアシーン。その波とともに挑戦を重ねてきた歴史が、そのまま「ドマーニ（DOMANI）」製品の高い完成度、そしてブランドの誇りとなっています。

「ドマーニ（DOMANI）」の創業は1983年。当時国内家具ブランドとしての地位を確立しつつあった「カリモク」の新しいブランドとして発表されたことに始まります。モーガントン・スカンジナビアン・ルイの3つのコレクションの提案が、その皮切りとなりました。

木製家具製作において高度な技術を有し、木の持つ本来の美しさを引き出す家具づくりに長けていた「カリモク」。この当時にはさまざまなベストセラー商品を発表し、国内インテリア界で親しまれるブランディングに成功していた「カリモク」でしたが、そこで挑戦を止めることはありませんでした。世界に通じる家具ブランドを目指すべく、海外企業やデザイナーとの連携を開始したのです。

海外から未知のデザイン、製作技術を積極的に取り入れ、それを国内生産の商品開発に流し込み、国産ならではの高品質な製品が生み出されたことが、「ドマーニ（DOMANI）」の創業につながりました。海外の文化が多く受け入れられた現代の日本。わたしたちが暮らすこの時代にあって、モダン家具の起源とも呼べる西洋様式の家具は暮らしに溶け込み、全体のコーディネートもしやすいもの。しかし、西洋からの輸入家具で心配の種となるのは、日本との風土や気候の違いです。海外での生活を想定してつくられた家具では、その違いに耐えられず、木目の割れや狂いなどが起きてしまうこともあるでしょう。

「ドマーニ（DOMANI）」は、木をあつかうことに熟練し、木を深く知ることにこだわり抜いた歴史のなかで生み出されたブランド。だからこそ、現代日本に最も適した「国内生産の西洋様式美」を選んできたのです。それを狂いなく実現させているのは、精巧な機械技術による製品加工と、一点一点の細かな作業にも隙を作らず、素材の良さを磨きあげる職人技との絶妙なバランスです。「ドマーニ（DOMANI）」とは、イタリア語で「明日」を意味します。

明日へと受け継がれてゆく価値あるブランドとして、現代、そして未来にも馴染む家具づくりに臨み続ける「ドマーニ（DOMANI）」。
その製作スタイルは、流行や時代の雰囲気に流されないものであり、そしてどんな時代にも愛され使い続けられる「普遍的な価値」の追求です。

徹底された技とこだわりによる、木目の美しさ、年輪の表情、木のぬくもり、そして安心感。さまざまなテイストへと広がる「カリモク」の家具は、どれを選んでも、その心地よさを感じさせてくれます。